2010.10.11

東京臨海防災公園見学!

10月6日 東京ビックサイトで開催された『危機管理産業展』の見学に開会式の前からビックサイトの駐車場で入場開始を待っていました。危機管理産業展では、10時の開始から4時間近く会場を周り、多くの発見と出会いがあり有意義な半日を過ごしました。危機管理産業展の中に、東京臨海広域防災公園の展示もあり、そこの勧めもあったので会場を出た後、駐車場に車を残し、徒歩で『東京臨海防災公園』に向かいました。

東京臨海防災公園! ←詳細は、左の文字をクリックしてください。

この公園には、『有明の丘基幹的広域防災拠点施設』があります。これは内閣府が管理する「防災施設」です。この本部棟内の『防災体験学習施設』の“東京直下72時間ツアー”というものがありました。(入場無料です。)

 

平日の昼間だったので、閑散としていました。だからツアーと言っても一人。それがより一層臨場感に拍車をかけました。

ツアー内の街頭液晶テレビ画面imgp0074

 このツアーは、実際に体験されることをお勧めします。ここで説明すると、実際に体験したときの感じ方が半減してもいけません。だから詳細は敢えて説明致しません。場内は、フラッシュやストロボを焚かなければ撮影は自由です。・・・沢山撮影していましたが、この場でお見せするのは控えます。どうか一度見学され体験してください。

 

ツアーの結果・・・・・私の東京直下地震発生後72時間後の生存率80%!

果たして実際は、如何でしょうか?

 

災害時支援ボランティアは、発災直後から自発的に消防署に参集して活動を開始するように言われています。倒壊家屋等に閉じこめられた人の生存率は、72時間後に急激に低下すると言われています。私たち災害時支援ボランティアは、その時に自分たちができる能力を最大限に活かし、消防署の指示する方面で活動を行います。

だから上記のような災害に見舞われても、無事に生き残ることが大切です。そして家族の安否が確認できたら、できるだけ速やかに災害時支援ボランティアとして活動できる準備を整え、消防署に参集し活動したいと思います。

2010.10.11

防災訓練!“担架搬送と三角巾”

担架搬送(実際は、傷病者を担架のヒモで固定  imgp0028

9月26日 大田区南蒲田一丁目自治会 防災訓練に蒲田消防署の要請により蒲田消防署災害時支援ボランティア3名が訓練支援活動を行いました。

 

テレビや映画。或いは実際に事故現場で傷病者が、担架に乗せられて運ばれて行くところを目にしたことはありませんか?救急車には、担架にタイヤの付いたストレッチャーという手で持たなくても傷病者を運べる便利な担架があります。それは傷病者を載せたまま、救急車に乗せることができます。

手で持ち上げて運ぶ担架。救急隊員や自衛隊隊員など、体を鍛えている人達なら担架の前と後ろに一人ずつで運べます。

でも・・・一般人や初めて担架を持つ人は、二人で運ぼうとしないでください。初心者は、腰を痛めます。(それでは二次災害になってしまいます。)

担架には、傷病者を寝かせます。例えば傷病者の体重が60kgあるとしたら、足側の人は20kg。頭側の人は40kgを持ち上げなければいけません。一人で20kg~40kgを持ち上げて長距離を運べますか?訓練用の人形は、約30kgありますが、人形なので意識がありませんので体感60kgに感じるそうです。その人形ですら、慣れていなければ腰を痛める人もいます。そしてこれが、実際の人間で体重70kg以上さらに意識不明の方だったら、どうしますか?

 

背筋を伸ばして腰痛防止imgp0024

 

私は、以前の某訓練会場にて担架搬送訓練の指導を受けました。そこで担架の前(足側)を担当しました。その時に担架の持ち上げ方も知らずに、安易に持ち上げ腰を痛めました。そして半年余り苦しい生活を送りました。その経験から、一般の方に担架を教える際には、最低4名。前後に二人ずつ配置して運ぶ方法で指導すべきと思いました。

 

さらに単に担架を持ち上げるのではなく、説明の中には、腰を痛めないように配慮しながら持ち上げる方法。リーダー或いは、補助者に担架を支えてもらって手の持ち方を変える方法。担架が揺れて、傷病者を落とさない。或いは傷病者に不安を与えない歩き方。運ぶ際の諸注意。そして担架の降ろし方など・・・見学者の方や町会の役員さんに実際に体験してもらいながら、説明しました。あまり真面目に話しても忘れてしまうので、真剣さに笑いも交えて話を進めました。

倒壊家屋から傷病者を外に出そう!

上記の担架は町会保管の担架です。町会の保管庫が近隣にあるとは限りません。ましてや一般家庭に担架は、ふつうありません。倒壊家屋から傷病者を逃がす方法はいろいろあると思いますが、一つの方法として以下の方法があります。それは傷病者の寝具である毛布をそのまま使います。

傷病者を毛布の上に寝かしたまま。或いは、毛布を下に敷いてから、毛布の端から小さく巻き傷病者の近くまで巻き上げます。それを片側3~4名。両方で6~8名で、そうと持ち上げます。その際、毛布を持つ手は、隣人と交差させます。すると何かの拍子で一人の手が毛布から外れても、そこから傷病者を落とことを防げます。(この方法は、私でなく説明の途中で、仲間のM氏が教えてくれました。)この毛布で運ぶ方法は、長距離搬送には向きません。倒壊家屋などから傷病者を一時的に移動する場合などに有効です。

毛布担架imgp0030

 

今回の防災訓練は、消防署員が体育館内で心肺蘇生法とAED。消防団が、消火器による初期消火とバケツリレー。市民消火隊による倒壊家屋からの救出方法と資機材の使用方法説明など盛り沢山。町内の地域を6カ所にわけ、地域毎に6チームが順番に説明を受けにみえます。我々、災害時支援ボランティアは、1チームに対して20分の持ち時間をいただきましたが、移動時間を入れると正味15分程しかありません。それも段々短くなってきて、担架と毛布担架に時間をかけると三角巾の指導は5分以内などの場合もあり、十分に指導できず町民の方に申し分けないと、反省しています。。。。。とと役役やは、 

三角巾!

止血法の三角巾は傷口には原則ガーゼを載せ、その上から三角巾を巻きます。たいがいの訓練では、ガーゼを載せた前提で訓練を実施しますが、それでは臨場感があまりありません。また、そのような訓練ばかりでは、実際の訓練でガーゼを忘れてしまう可能性もあります。だから、今回は、約5センチ四方の黄色いのり付き付箋紙を見学者に三角巾と一緒に渡して訓練を実施しました。

額の傷口に付箋紙を貼り、その上から三角巾を巻きます。その方法をボランティアの一人に実際に行って見せ、その後、見学者を二組ずつにして互いに体験してもらいました。

・・・先ほども申しましたが、最初のチームは、時間に余裕があったので三角巾も額の止血のほかに、膝と腕の傷に対する包帯法も実施しました。それが徐々に時間がなくなり、殆どが額の傷の止血法にだけになりました。

 

 写真左下に各種三角巾を展示imgp00212

三角巾の購入で気を付けたいこと!

今回、数社の救急用三角巾。給食用三角巾。東京消防庁の三角巾。教材用三角巾など、何種類かの三角巾を展示。各三角巾の違いを説明し、救急に向いた三角巾の説明と購入を勧めました。

三角巾は、救急用と給食用があります。給食用の三角巾は、生地が厚く救急用には向きません。購入に際して、どちらか分からないときには、お店の方に確認してください。救急用の三角巾は、薬局・薬店・ドラックストアーか大型ホームセンターなら大概販売しています。金額は、安いところで260円~高くても450円程度です。但し救急用でも、防災訓練や救命講習で使用している三角巾とは折り方が違うものが結構あります。ものによっては、全然違う折り方のものもあります。それと購入に際しては、三角巾の袋の裏側に止血法や固定法の方法が描かれているものを選ぶと現場で焦らずに包帯を巻く方法を思い出すことができると思います。

また、数年以上前に購入した三角巾は、劣化して生地が硬くなり使いにくくなってしまうものがあります。だからといって封を切って開けてしまうとバイ菌が付着する可能性もあります。そうならないように毎年1枚程度は購入し、古いものは訓練用か骨折固定用にされることをお勧めします。

 実際の災害現場で初めて開封してみたら、見たことのない折り方や古くて使いものにならなかったりして、パニックにならないためにも、購入に際しては、複数枚購入するか。1枚購入後の近い時期に先に購入したのと同じものを購入し、どちらか一つを開封して確かめてみると良いでしょう。

imgp0031三角巾を頭部に巻く。

今回の訓練には、蒲田消防署災害時支援ボランティア3名。コーディネータ、リーダー、ボランティア各1名が参加しました。3名全員、阪神淡路大震災後の平成8年に東京消防庁が、災害時支援ボランティア制度を発足させた当時からの登録者であり、当会役員です。

  

2010.10.03

災害時支援ボランティア幟贈呈!

蒲田消防署災害時支援ボランティア幟贈呈!

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9月29日 10時30分から 蒲田消防署署長室にて、蒲田消防ボランティアの会 S会長と K事務局長は、蒲田消防署署長に対し、『蒲田消防署災害時支援ボランティア』の幟4枚を贈呈しました。

この幟は、蒲田消防署・空港分署・羽田出張所・六郷出張所の4署所に配置していただくために4枚作りました。使用方法は、蒲田消防署に一任致しましたが、平常時は、署所の玄関等に出して災害時支援ボランティアの広報と勧誘に使用していただき、非常時に際しては、参集してくるボランティア受付。或いは、ボランティア本部設置用に使用していただきたいと思っています。

 

以前から蒲田消防署の玄関前には、当会作成の『蒲田消防署災害時支援ボランティア』の幟を貸し出す形で毎日立ててもらっていました。この度は改めて新調し蒲田消防署に贈呈することに致しました

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この幟は、蒲田消防署管内の町会等に防災訓練活動支援を行う際に持参して、整列の時には先頭に。活動する際には、活動場所に立てかけて災害時支援ボランティアの存在を示してきました。            

9月30日付で、蒲田消防署署長 田中道高消防監が勇退されると知った当会役員会では、田中署長に何らかの感謝の意を表したいと検討を重ねました。その結果が、今回の幟贈呈に繋がりました。

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 当会は、結成時から歴代の署長にご理解とご協力そしてご指導を賜ってきました。中でも田中署長は 、当会の各種訓練に理解を示され、協力を惜しまれませんでした 。そ の上、事あるごとに災害時支援ボランティアに声をかけ私たちボランティアを励ましてくださいました。だからこそ当会では、蒲田消防署の災害時支援ボランティア登録者全員に成り代わり、この贈呈によって感謝の意を表しました。

 

・・・中でも印象に残る出来事があります。                                            ボランティア表彰を受けるボランティアが、仕事の都合で署内において感謝状を受賞できないと聞くと、署長自らそのボランティアが営む喫茶店に出向き、その場で授与式を実施。喫茶店の満員のお客さんと共に受賞を祝福されボランティアへの理解と協力を促されました。その後は、当会役員と共に歓談され災害時支援ボランティアに勇気と希望を与えてくださいました。

災害時支援ボランティア活動優良者表彰式 』←(左の『』内をクリックすると当時の記事にリンクします。)