2010.11.29

「一般市民による心肺蘇生、5年で1.5倍に」―総務省消防庁

蒲消ボT・・・情報収集報告!
 
『こんな統計結果が発表されました。』(M)
 
 
「一般市民による心肺蘇生、5年で1.5倍に」―(総務省)消防庁
 
心肺停止による救急搬送のうち、そばにいた一般市民によって心肺蘇生の応急手当てが行われたケースは2009年、全国で計1万834件となり、5年間で約1.5倍に増えたことが、総務省消防庁のまとめで分かった。市民のAED(自動体外式除細動器)使用実績も年々増加。救急搬送に要する時間が延びている中、消防庁は「市民の応急手当ては、救命率、社会復帰率の向上に重要だ。今後も一層の推進を図る」としている。(・・・以下、省略。)
 
『応急手当をした人が何もしなかった人を初めて上回ったという数字に喜んでいます。』(M)
 

2010.11.27

市民消火隊ポスターづくり

平成7年に発災した阪神大震災後の翌年に東京消防庁災害時支援ボランティアが創設されました。

蒲消ボYは、創設当初から蒲田消防署災害時支援ボランティアに自ら登録致しました。その5年後ぐらいに地元町会の市民消火隊に所属しました。それから10年になります。何故、災害時支援ボランティアに所属していながら市民消火隊に所属しているか?・・・市民消火隊に入隊後、町会の薦めで災害時支援ボランティアに登録された方が、最初の頃は大勢いらっしゃいました。しかし、蒲消ボYは、その逆でした。

蒲消ボYは、災害時支援ボランティアの消火訓練の時に思いました。『消火訓練は、2年に1回程度。これでは可搬ポンプの扱い方は覚えられない。どこかで教えてもらえないだろうか。・・・地元、市民消火隊の訓練を見学しに行こう!』

それから月2回の訓練を度々見学していました。すると消火隊の当時の隊長から、「君、そんなところで毎回見ているぐらいなら、入隊して一緒に訓練をしよう!」と入隊を勧められました。・・・可搬ポンプは覚えたいけど、災害時にはボランティアとして消防署に参集するから“二足のわらじは履けない”と、悩みました。

「もしも大災害が発生し、消防署に参集する状態になった時には、市民消火隊ではなくボランティアとして蒲田消防署に参集しますが、それでもよろしいでしょうか?」と、話すと、隊長は「それで構わない。そうそう大災害は、起きないから(笑)」と言われ入隊が決まりました。

入隊して10年、D級可搬ポンプ2番員・指揮者。C級可搬ポンプ2番員・指揮者・3番員を経験しました。そして念願のC級ポンプ4番員(機関員)を今年担当しました。10年経ってやっと可搬ポンプの使い方を一応体得しました。

 

さて、本題のポスターですが、私が入隊した10年前から隊員の増員は2名だけです。残念なことに1名は、体調を崩して除隊扱いになっています。私も47歳になりました。増員の2名は、現在45歳です。彼らが最年少です。つまり、この消火隊も高齢化が進んでいます。だから、ここらで若返りを図らないと高齢消火隊になるか、消火隊解散の危機が近づいてきます。この危機を打開するためにポスターを作って、町内の若年層(今回は、50歳以下)に働きかけようとなり、新隊長から私にポスターづくりの指令がありました。

一つ原案が出来ました・・・近日、ご紹介します。でも、災害時支援ボランティアである蒲消ボYは、複雑な心境です。

2010.11.02

10月の夜間訓練

 今月の夜間訓練は、先月に引き続き実戦的C.P.R.を行いました。前回同様、古着を訓練用の人形に着せました。

今回の指導は、蒲田消防署第3部 O消防士長とM消防士長(救急救命士)です。訓練参加者は、コーディネータ2名、リーダー2名です。それと近隣町会の副会長さんが見学に見えました。

訓練は、前半C.P.R.の復習。

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後半は、応用訓練です。

応用訓練では、「訓練後,消防署を出たボランティア3人が町を歩いていると通行人が倒れていた。そこで3人は、声をかけ反応がないので救命処置を開始した・・・。」

 3人のうち、ひとりがリーダーとして気道確保をする。もう一人は、胸骨圧迫。そしてもう一人は、119通報とAEDを探しに行きます。気道を確保したしたリーダーは、人工呼吸をせず、気道確保したその手を離さず、救急車が来るまで気道確保を続けますca3b06391

・・・(「気道を確保した状態で、胸部圧迫を続けると微量ですが、空気が口から喉を通って体内に入ります。人工呼吸が出来ない時は、このように気道を確保を続けましょう。そして常に要救助者の顔や体を見回し、観察を続けることが大切です。」・・・M消防士長)

ca3b06381AEDを持参した人は、胸骨圧迫をしている人の手を止めないように、AEDのパットを要救助者に貼り付けます。AEDが心電図の解析と電気ショックを与える時以外は、胸骨圧迫の手を休めないようにします。胸骨圧迫の人が疲れてきたら、AEDを取りに行った人が、反対側から胸骨圧迫を代わってあげましょう。・・・(「C.P.R.で必要なことは、絶え間ない心臓マッサージです。」・・・M消防士長) 

ca3b0640救急車が到着し、救急隊員が『胸骨圧迫を替わります。』と、言うまで“その手を止めない!”ことが重要です。そして救急隊員から必ず次の質問があります。『何回、AEDを使いましたか?』或いは『何回、電気ショックを与えましたか?』これはその後の処置に重要です。回数を忘れないようにしましょう

 

アドバイス!

要救助者が、女性でAEDを必要とする場合・・・ブラジャーを着用していたらワイヤー部分にはパットを挟まないようにする。どうしてもブラジャーが外れない時は、肩ひもをAED添付品のハサミで切る。それもままならない場合は、AEDによる火傷の心配よりAEDをしないことで、死亡させることのないようAEDを優先する。

服をAED添付品のハサミで切る際は、要救助者の顔に当たると危険なので、首から腹に向けてハサミで切る。(その際、先端に注意する。)厚手のものは、ハサミで切り込みを入れ両手で引き裂くと切れやすい。(ブラジャーなどワイヤーが入っている下着などは、バンドを切るか。外してあげると良い。) 

 

要救助者が出血してる。自分が手に汗をかいている場合・・・手に汗をかくとビニール手袋に手が入りにくい。そういうときは、ビニール手袋よりコンビニやスーパーのビニール袋に手を入れ、血液の出ているところを押さえて止血すると良い。

 

AEDの添付品に髭剃りとクリームが入っている場合があるが、悠長に胸毛を剃っている時間はないので、AED添付品に胸毛剥がし用パットがあればそれを使う。なければ、AEDには必ず予備のパットが入っているので、それを胸に貼り一気に剥がすと胸毛が剥がれる。

 

心臓に痛みを感じる人は、冷や汗をかく。そのまま心臓が止まってしまった人がいる場合。AEDのパットを貼るところだけ汗を拭けばよい。

 

AEDを貼る際、要救助者に相手がいれば相手の人(夫婦・恋人・友人など)に服を脱がせる旨を言ってから脱がせるようにすると良い。