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2012.02.06

AED救命の絆セミナー 第一部

2月2日(木) AEDメーカー“フクダ電子㈱”で開催された『AED救命の絆セミナー』に参加しました。http://www.fukuda.co.jp/aed/aed_event.html

 

第一部 講演:東京ハートセンター センター長 南淵明宏医師

AEDの話の前に、救命に関わる医師にも色々な人がいるという話から始まって、各種心臓病の話とその手術についてのお話がありました。難しい手術の映像や世界でも数少ない高性能カメラで撮影された手術映像。開腹シーンや細い血管を糸で繋げるシーン。3月11日の手術中に発生した東日本大震災。徐々に強くなる揺れの中でも手を休めず黙々と動かされる医師の手。照明のライトが消えかかる中も手術は、続けられていました。その後、手術は成功。手術を受けた患者さんは、全身麻酔だったので大震災が遭ったことすら知らなかったそうです。

 

手術中の映像ですから、当然真っ赤な動脈の血液が、溢れ出てくるシーンが沢山ありました。心臓の周りには、誰でも黄色の脂肪がとりまいているそうです。それを取り除くシーン。血液を人工心臓に切り替え、心臓を止め心臓にメスをいれたり、糸で塞いだり。細い血管を針と糸で裁縫をするようにして繋げたり、鮮やかな手の動きに驚きと感動が繰り返されます。・・・しかし、会場の一番前の席に座って講演を拝聴する私は、その数々のシーンを大画面で見て何度も気が遠のくのを抑え、気絶しそうな自分に言い聞かせながら我慢していました。

 

その後、南淵先生の“症状が無くても病気になる” “突然死ぬことがある” “症状と病気は関係ない” “心筋梗塞は誰でもなる” “原因も理由もなく、人は死ぬ”など、ほかにも今までの常識がどれも間違った認識であると先生は説かれました。

さらに仏教の“悟り”やギリシャの哲学てきな話に及びました。

 

そして“心室細動=心停止→死。AEDでは、この心室細動を元に戻らせることができるます(AEDで心室細動を治すことはできない)”

 

“胸骨圧迫で骨が折れる可能性はあるが、折れても助けて良いことになっている。それは緊急避難的発想で、正当化されている。” “だから心臓が止まった人を見かけたら、直ちに胸骨圧迫とAEDを躊躇無くできるようにしてください。”

・・・講演は、以上のような内容でした。

 

(初めは、手術シーンの迫力と、大量の“血液” に驚きました。でも、先生のように毎日 “死” と戦っている方がいて下さるからこそ、私たちは、いつかどこかで誰かに胸骨圧迫とAEDをさせてもらう機会があっても安心して施せると思います。そして救急車に引き継ぎ、さらには病院の医師に引き継がれることを切に願います。) 



第二部は、簡易救命講習 “PUSH講習会”でした。次回は、その様子を報告します。

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