2012.08.26

8月の夜間訓練は、羽田出張所!

当会の夜間訓練は、蒲田消防署(本署)外では、初の夜間訓練となりました。

その場所は、蒲田消防署羽田出張所!

蒲田消防署には、空港分署・羽田出張所・六郷出張所の署所 があります。その中の羽田出張所が今回の訓練会場でした。

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訓練には、羽田出張所のNk所長と当夜の当番勤務の1部Nr中隊長はじめ1部員の皆さんが総出で訓練の準備と指導をしてくださいました。(途中、救急隊は出場されました。)

災害時支援ボランティアの集合時間は19時からですが、事務局長(コーディネータ)Kは30分ほど前から打ち合わせを兼ねて参集し、Nr中隊長から本日の訓練内容等を伺いました。
出張所の皆さんは、その頃から照明電源車を裏庭に移動。訓練の準備を始められました。

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訓練開始時間の19時までに参集したボランティアは私を含めて5名。定時になりましたので、裏庭の照明電源車横にボランティアを集合させ。Nr中隊長の号令でボランティアは整列。整列中に2名到着。先月の夜間訓練で教わったばかりの番号を順に読み上げ2度目で成功しました。次に事務局長Kは、コーディネータとしてボランティアの前へ、Nr中隊長の「Kコーディネータに頭中!」との号令にボランティアが頭を私に向けます。私は敬礼をして答礼・・・慣れてないのでぎこちない動きでした。そこで安全管理と事故防止について簡単に挨拶しました。最後にNr中隊長の「分かれ!」で、全員が敬礼をしました。
imgp2709 徐々にボランティアが増えてきましたので、A班50歳以上。B班50歳未満で編成しました。

さあ、いよいよ訓練開始。この頃には、夕闇はすっかり消え、出張所の車庫と食堂の灯りが辛うじて洩れて来る以外は、裏庭の辺りは真っ暗。照明電源車の照明ライトが頭をもたげる様に徐々に起き上がってきました。そして車体横にある操作盤のスイッチを入れますと、照明ライトに灯りがともり、その明るさがじわじわとさらに明るくなっていきました。ライトはマルチメタルとハロゲンライトで構成されています。
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照明の灯りがピークになりますと、裏庭は昼間と変わらない明るさになっていました。
すると裏庭の木から「ミーン」と大きな音が鳴り出しました。蝉が朝と勘違いしたようでした。それぐらい明るくなりました。新聞が読める程度の明るさだそうです。

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その照明の下で、照明電源車の車体横後方にある扉を開けるとそこには、台車に発電機を載せ、その上に伸縮する棒に照明ランプを搭載した可搬式投光機ありました。最初にそれを照明電源車から二人がかりで降ろし、伸縮ライトの固定金具を緩め、長さを調整。発電機のスターターロープを引っ張ってエンジン始動。発電機にさし込みライトのスイッチを入れますと、辺りがさらに明るくなりました。
次に照明電源車の反対側の側面にある扉を開け、B班のボランティアが投光機と発電機を二人がかりで取り出しました。今度は、ボランティアだけで、照明ランプを組み立てることになりました。


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消防職員に助言されながら、投光機を組み立てて行きます。

初めて触る投光機を三人がかりで組み立てました。

可搬式投光機が組上がるとボランティアは、中隊長より車庫に行くように指示がありました。車庫には、救助担架が置かれロープがいくつもありました。

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先ほど編成したA班とB班に分かれ、救助した傷病者を地上に降ろす方法を2種類教わりました。A班は、救助担架が使えないほど、狭いところからロープだけで傷病者を降ろす方法。B班は、救助担架に傷病者を載せて降ろす方法。

imgp2741 救助担架は、最初にロープの設定で重要なことは、頭と足では重さが違うので重心をずらす必要があります。1/3が頭。2/3は足になるように付けないと、傷病者を載せた時にバランスを崩して傷病者を救助担架から落としてしまうので注意します。四方にロープを結ぶ方法は、とっての部分の内側にロープを通さないと、ロープが固定されないので気をつけること。
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別の班は、救助ロープだけを使う方法と救助ロープと専用の縛帯を使って人を降ろす方法の二通りを学びました。
     

 ロープだけの方法は、ロープに“三重舫い(サンジュウモヤイ)”三つの輪を作りますが、一つだけ大きな輪にするのが特徴。大きな輪は、脇より下の上半身にかけ、小さな輪二つは両足の膝の裏にロープをかけます。ロープだけなので、吊りあげる際に傷病者自身の重みがロープにかかり、傷病者にはかなりの痛みを伴います。しかし、ロープ以外に資器材が無い場合には重要な救助資器材となります。


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imgp2762 これを補うために縛帯という専用の救助資器材があり、これはポンプ車にも搭載されているそうです。

訓練は、ここ迄で約一時間。いくら裏庭と車庫での訓練とはいえ、まだまだ熱帯夜の日々。喉の渇きは最高潮でした。ここで休憩。


imgp2764  休憩は、出張所の食堂でした。出張所から冷えたラムネを訓練参加者に配られ、喉の渇ききっていましたので、美味しくご馳走になりました。その後、サプライズとして、JCN大田ケーブルテレビのニュース番組『都立つばさ高校の防災宿泊訓練』の様子をビデオで流してくださいました。


imgp2765  休憩中食堂に、所内拡声により「(訓練)指令が入電」「(訓練)蒲田署隊長命令 羽田出張所の職員2名は、災害時支援ボランティア3名を連れて、大田区本羽田三丁目1番2号の建物2階から負傷者を救助・・・。」
それに対し、コーディネータKは、下命を受け「Kコーディネータ以下、TリーダーとMリーダー2名出発します。」と、言って出動する消防隊の後を追いました。その後ろから、ほかのボランティアが続きました。


imgp2766  出場ボランティア3名は、消防職員から安全帯を装着されました。


ポンプ車から降ろされた三連梯子を隊員が前後二人で運び、それを2階建ての出張所の屋上に向けて三連梯子を延ばしていき、下で隊員が確保し梯子を一人の隊員が昇り、屋上のベランダの柵にロープで固定しました。

imgp2787  ボランティアは、屋上の負傷者を降ろす訓練を手伝う際に、安全帯をベランダに取り付けて落下防止にしました。休憩前に教わった吊り下げ用具の縛帯を救助用の人形の両足と脇より下の上半身に通しました。それをカラビナに取り付け、ロープに繋げました。


imgp2788 梯子と柵の間にロープに吊られた負傷者を吊し、徐々に降ろしていきました。そして残りのボランティアが、その負傷者を受け止め、ロープを外し救護所へ搬送しました。


これで一連の訓練を終了。
最初と同じように整列。訓練終了時には、12名のボランティアが参集していました。

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最後の整列は、当会会長のSzコーディネータが挨拶をし、参集者に怪我が無いかを問い、消防署隊員にお礼を述べました。
そして最後は、再び中隊長の号令「別れ」それに対し全員で敬礼しました。


その後、所長が倉庫に全員を呼び、指導した消防職員と災害時支援ボランティア一緒に記念写真を撮影しました。訓練指導者は所長以下8名。災害時支援ボランティアは12名。(内訳はコーディネータ3名(うち1名は、矢口消防署)、リーダー4名、ボランティア5名。男女比は、9:3)

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今回は、当会創設以来。本署以外での夜間訓練。指導も出張所の1部員のほとんど全員の方々でした。今回の訓練参加者全員に代わりお礼を申し上げます。

2012.08.22

防災週間 《大田区役所 防災PRコーナー開催》

9月3日(月)~6日(木)大田区役所1階ロビーにおいて、蒲田消防署が防災PRコーナーを開催します。

期間中は、消防職員のほか消防団員や災害時支援ボランティアも、防災のPR活動を行います。

展示物は、家具類の転倒・落下・移動防止対策用品、住宅用火災警報器の展示と設置促進、消防団員の入団促進のためのパネル展示、災害時支援ボランティアの活動用品の展示と募集など盛りだくさんです。

期間中に大田区役所に用事のある方。或いは、近くをお通りの方は、是非1階ロビーにもお立ち寄りください。


 

                              

2012.08.16

本所防災館 防災体験ツアー

蒲田消防署災害時支援ボランティアは、年間事務事業計画にのっとって、8月11日(土)本所防災館へマイクロバスで行きました。

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今回参加した災害時支援ボランティアは、全部で8名(男性7名・女性1名)。(内訳は、コーディネータ2名。リーダー1名。ボランティア5名(うち新人2名)です。防災館では、防災体験ツアーに参加しました。

防災体験ツアーとは、最初に3.11の震災の映像を見て災害の恐ろしさの記憶を呼び戻し、その災害に如何に対応するかを体験しながら学ぶものでした。(通常は、3D映像ですが、故障のため2D映像でした。)

 

3.11の映像の次は、階下の部屋で都市水害。最初に都市型水害の説明映像を見ます。その後、地下室に浸水してきたとき水が何センチぐらいだったらドアが開けられるか。車が冠水したとき、水位がどのくらいでドアが開かなくなるかを、油圧で再現した装置が展示され、水位10センチ20・30・40センチまで体験できるようになっていました。それをボランティアは、一般の方に混じって、地下室のドア・車のドアを一人一人開ける体験をしました。

imgp2675←水位10~40cm急いで脱出を!→imgp2676 

imgp2677←自動車冠水!ドアが開かない?→imgp2678

 

都市型水害の次は、地震体験。

起震車よりも現実味のある部屋ごと揺れる装置で、震度7を体験。

(中学生以下は、震度6強まで。高校生以上は、震度7まで体験できるそうです。)

 

次に消火器の説明と消火器消火訓練。imgp2679

消火器は、一般家庭用としては、粉消火器と強化液消火器があるとのことです。一般的なサイズの消火器は、16秒で中身がなくなります。この16秒を有効に使いましょう。消火器を使用する際には、避難路を確保、避難路を背に消火器を使用しましょう。消火後は、直ちに避難路に向かいましょう。などの説明がありました。

 

 imgp2681←ボランティアによる消火器一斉放水!

 

最後は、暴風雨体験。風速30メートルの暴風雨その後は、風だけを体験して、濡れた体を乾かしました。全員が貸し出し用のレインコート上下と雨靴に身を包み、暴風雨体験室に入り、暴風雨を体験しました。

imgp2686←暴風雨中!→imgp2687

 

 

 防災館には、このほかに心肺蘇生訓練。119番訓練などのコーナー。実物の部屋での煙体験。液状化を説明する模型など防災に関する様々な体験や学習をすることができます。また、売店では、各種防災グッツや非常食なども売られています。私は、三角巾を4個買ってきました。通常は、400円(東京防災救急協会オンラインショップ税込価格)が250円(税込)と割安で購入出ます。

 

訓練後は、蒲田消防署に戻り災害時支援ボランティアのベストを返し解散。場所を移して、親睦会を開催。交流を深めました。 

 

《参考》

本所防災館 http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-hjbskan/

防災体験ツアー説明 http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-hjbskan/honjo-riyou.htm

防災体験ツアー体験レポート http://bosailabo.jp/report/museum/s13.htm

2012.08.09

8月の夜間訓練!羽田出張所

来週(8月第三木曜日)の夜間訓練は、災害時支援ボランティア年間計画にもある通り、羽田出張所で定刻より開催されます。

訓練内容は、羽田出張所のNk所長のお話によりますと『ボランティア訓練は、照明作業を中心に救助訓練を実施したいと思います。』とのことでした。もしかすると、今まで経験したことのない訓練になるかもしれません。ご期待ください!

下記は、9年前の大田区総合防災訓練(東六郷小学校)の電源照明車と照明機材です。その下は、川崎市消防局臨港消防署臨港消防ボランティア用照明機材です。(参考まで。)
 
  
dscn5484←『照明電源車』

dscn5481←『手押し式照明』(正式名称は、存じません)

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↑ 臨港消防署 臨港消防ボランティア用照明機材です。夜間に災害が発生した時に、ボランティアが担いで現場に持参して照らすそうです。2005年の臨港消防署出初式で撮影しました。